新バイナリーオプションを徹底解説

FXとバイナリーオプションの違い

新バイナリーオプションを徹底解説

 

FXとバイナリーオプションは、どちらも「ドル・円」「ユーロ・円」といった、通貨ペアが取引銘柄となっており、為替相場の値動きを予想して取引を行います。しかしながら、FXとバイナリーオプションでは、取引ルールや損益の発生する仕組みが根本的に異なります。ではここで、両者の違いをご紹介していきましょう。

 

▼取引ルールの違い
FXの取引では、レバレッジをかけることで、資金の最大25倍まで取引が可能です。また、注文方法も指数や逆指数、IFOやOCO、2WAYOCO、成行、時間成行など様々な方法があります。その分、覚えるべきことも多く、注文も複雑で慣れるまで分かりづらいという特徴があります。

 

一方、バイナリーオプションの場合は、基本的に為替相場が「上がるか、下がるか」を予測し、自分の予想に応じたチケットを購入するだけでOKです。チケット購入後は、判定時刻を待ち自動的に決済されるのを待つだけなので、FXよりもかなりシンプルなシステムとなっています。

 

バイナリーオプションの取引は、最近まで「ハイ&ローオプション」が主流でしたが、2013年11月以降、業界が単純二択の取引に自主規制を行ったため、現在は「ラダーオプション」「レンジインオプション」「レンジアウトオプション」といった取引が行われています。

 

▼取引に必要な最低資金額
FXの場合、業者によって取引に必要な最低金額が異なりますが、一般的には1万通貨取引(最小単位)が主流となっています。この場合、米ドル円のレートが100円、レバレッジ25倍であれば、必要証拠金は約40000円となります。但し、予想外の方向に為替が動いてしまった場合、即強制ロスカットとなりますので、実際には10万円ほどの資金が必要だと言えるでしょう。

 

これに対し、バイナリーオプションは、最低必要金額50円〜という業者も存在しており、一度に購入できるチケットの上限金額も、30000円〜50000円程度が主流となっています。また、FXと異なり、取引をした時点で最大損失も最大利益も限定されるため、自分の経済状態に合わせて予算を組むことが可能です。

 

▼取引リスク
FXは短期間に急激な為替レートの変動が起きた場合、元本以上の損失が出る可能性があり、場合によっては追証が必要になるケースもあります。レバレッジを高くすれば高くするほど、予測損失額も上昇しますので、リスク管理は慎重に行う必要があります。

 

これに対し、バイナリーオプションは、いかなる場合もチケットの購入金額以上の損失が出ないという特徴があります。但し、FXの強制ロスカットのような仕組みがありませんので、適宜、権利放棄などを行う必要があります。

 

この様に、同じ為替の値動きを予想する金融商品でも、FXとバイナリーオプションでは大きな違いがあります。この2つを比較した場合、投資初心者の方には、損失が限定されているバイナリーオプションの方が、安心して取引出来る分、おすすめだと言えるでしょう。

 

 

軍資金はどのくらいから始めるか

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投資の予算というと「最低100万円程度の資金が必要」なんてイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?確かに、一昔前まで、株式投資の予算は100万円以上必要だとされていましたが、最近は投資にかかる初期費用は随分と下がってきており、数万円から始められる投資も増えてきています。

 

特に、バイナリーオプションは初期費用のハードルが低く、ただ単純に取引を行うだけであれば、ワンコインからでも可能です。取引時の最低購入金額は業者によって異なりますが、現在国内では50円〜1000円の金額で取引をスタートできます。

 

では、実際にどの程度の予算で取引を行うのが良いのか?この点は、その人の経済状況や資産・貯金額などによって大きく異なります。但し、どのような立場の人にも共通しているのか「余剰金で予算を組む」という前提です。簡単に言うと「全部なくなってしまっても困らないお金」でスタートするのが良い、という訳ですね。

 

例えば、現在貯金が全くなく、手元に現金10万円しかなかったとします。この様な状態で10万円の予算を組んでバイナリーオプションの取引を行ったとしたら、とても冷静な対応は行えないはずです。もし、予算の10万円を全て失ってしまったら、翌日からの生活もままならないかもしれません。そんな状態に身を置いて、為替の動きを読み、エントリーする好機を掴むというのは、まず不可能と言って良いでしょう。

 

しかし、1000万円の預金があり、翌週には新たに給与が入るという状態であれば、10万円という予算を組むことも難しくないでしょう。10万円失っても生活に困ることはありませんし、全て投資して失ったとしても「良い勉強をした」「次に活かそう」といった、前向きな考えをもつこともできるかもしれません。こういう状況であれば、冷静な取引を行えますし、損益が出そうな時も引き際を的確に判断できるはずです。

 

いずれにしても、取引を始めるのであれば、平常心を保った取引ができる金額からスタートすることをおすすめします。バイナリーオプションは最低金額50円からスタートできますので、少額取引でスタートし、ルールや取引の流れをしっかり掴むことから始めるもの一つの手です。少額取引を続けていくと相場勘なども養われ、取引の手応えなども感じられてきますので、その時点で投資金額をアップするというのも良いでしょう。

 

バイナリーオプションでは、目安となる予算の金額は存在しません。但し、運用する資金は「全て失っても困らない金額」内で設定するのがベストです。

 

 

バイナリーオプション規制について

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バイナリーオプションは、FXや株式投資と比較して、仕組みがシンプルで分かりやすい投資商品です。特に、登場時は「価格の上下を予想するだけ」というシステムが受け、投資初心者を中心に人気を集めました。

 

しかしながら、この「単純二択」というシンプルさに熱狂する初心者が続出したこともあり、「バイナリーオプションはギャンブル性が高い」と判断され、業界によって大幅な自主規制が行われることとなりました。従来のバイナリーオプションにみられた、1/2の確率で「オールオアナッシング」となる取引は、国内では行うことが出来なくなったという訳です。

 

旧ルールのバイナリーオプションは2013年11月末で完全に廃止され、現在は、新ルール(現行ルール)に移行しています。バイナリーオプションの規制で最も分かりやすいのが、「単純二択(ハイ&ローオプション)」の廃止ですが、その他にも細かな点で規制や変更が行われています。ここで、新規性のポイントを簡単にご説明しましょう。

 

ポイント1 取引期間
旧ルールでは、取引開始から判定まで5分、10分といった短期間のオプションが存在しましたが、現行ルールでは最短2時間からのオプションしか取引ができなくなりました。そのため、一営業日の判定回数が大幅に減少し、頻繁な取引が不可能となりました。

 

ポイント2 権利行使価格固定とオプション価格変動の仕様改訂
現行ルールでは、原則として、権利行使価格は判定時刻の2時間以上前に決定されるよう変更されました。権利行使価格とは、バイナリーオプションの基準レートを指します。旧ルールでは、この権利行使価格がオプションを購入した時点のレートとなっていましたが、新ルールでは固定されるということとなりました。

 

一方、オプションの購入価格は判定時刻まで変動する仕様に統一され、この点においては、業者毎のシステムの差が均一となる見通しです。

 

ポイント3 2WAY方式による取引価格の提示
現行ルールでは、バイナリーオプションの取引価格において、2WAY方式が採用されることになりました。2WAY方式はFXの表示でおなじみですね。ただ、2WAY方式はスリップページの発生が懸念されており、実際の取引でどの程度の影響が出るのか、気になるところです。

 

ポイント4 総取りの禁止
旧ルールでは「レンジ外」に該当した場合、業者がオプション料を総取りするケースが多く見られましたが、現行ルールではこの総取りが禁止されることとなりました。そもそも、バイナリーオプションは、為替の動きが「高くなるか」「安くなるか」を予測する取引なので「勝つか負けるか」が明確に出る、シンプルな取引です。それにも関わらず、レンジ外(=投資できない価格帯)が設けられていたということ自体、フェアでなかったとの見方もあります。

 

バイナリーオプションの規制について簡単にご説明してきましたが、いかがでしたか?これらの規制は、基本的に顧客を守るために行われたものですので、これからバイナリーオプションを始めたいという方は、安心して取引をスタートさせて下さいね。

 

 

バイナリーオプションの比較サイトは信頼できる?

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バイナリーオプション 比較のサイトをよく見かけますが、このサイトは本当に信頼できるのか、気になるところです。グーグルの検索で上位にあるサイトなら、詐欺サイトへのリンクを貼っているサイトははじかれますから、一定レベルの信頼はあるでしょう。初心者は比較サイトを参考にしてバイナリーオプションの業者を選ぶことはお勧めできます。

 

しかし、比較サイトの内容を鵜呑みにすることは危険です。バイナリーオプションのサイトを見ていてよく気になるのが、「ペイアウト率2倍」という業者です。ギャンブルでは、必ず業者に利益が出るような仕組みになっているのが通常です。パチンコ店なら、お客が負けたお金から店舗費や人件費が出ていて、さらに利益が出るようになっています。お客は、少数派の「勝ち組」になることを夢見てギャンブルをやるわけですが、負ける人のほうが圧倒的に多いことは理解しておくべきです。

 

それでは、「ペイアウト率2倍」ということは、50%の確率というわけですから、そこからどうやって業者の利益につながっているのか、疑問です。考えられるのは、裏でレートを操作して、必ず少数派が勝つようになっているということです。これなら必ず業者に利益が出ることになります。「ペイアウト率2倍」というレートを見たら、怪しいと考えることが重要です。

 

ちなみに、「ペイアウト率3倍」という業者なんかは怪しさがさらに倍増しますね。例えば家族でバイナリーオプションをやっている人なら、「ペイアウト率3倍」のサイトに登録すれば100%勝てることになります。親が「高い」に百万円、子供が「低い」に同じく百万円、というかけかたをすれば、どちらかは百万円を失いますが、片方は150万円をゲットでき、総額50万円の利益です。当然、このような必勝法があるのなら業者はいずれ潰れますから、「出金できない」といったトラブルがある可能性が高くなりますね。海外サイトの場合、詐欺にあっても訴えることは難しくなりますし、架空の会社名や住所が使われていると警察でもどうしようもないため、そもそも怪しいサイトには登録しないのが無難です。

 

 

リスク回避に欠かせない権利放棄とは

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バイナリーオプションは、エントリー後、判定時刻に自動的に勝ち負けが決まるというシンプルなシステムです。このシンプルさ、分かりやすさがバイナリーオプションのメリットですが、チケット購入後に相場が予想外の動きをしてしまい、やきもきしてしまうというケースも少なくありません。

 

そんな時の対応策となるのが「権利放棄」です。権利放棄はその言葉の通り、オプション購入者が判定前に、自分の意思で取引の権利を放棄することを指します。ちなみに、バイナリーオプションにおいては、権利放棄と途中精算は同様のものとして扱われています。

 

この権利放棄という方法は、バイナリーオプションにおいて「勝ち逃げ」に活用できることでも知られています。例えば、

 

  • 予想通りに相場が動いているが、すでに反転の予兆が見える
  • 判定時間を待たず、納得できる利益を得られる状態にある
  • 現時点では利益が出るが、判定時間まで待てる自信がない

 

といった時に権利放棄をすれば、取引途中であっても利益を得ることができます。但し、当然ながら、通常よりも利益は少なくなります。しかしながら、バイナリーオプションでは「トータルで勝つ」ということが大変重要な要素となるため、利益が確保できる間に反転リスクを回避し、利益を確保できる権利放棄は、是非活用したい手段だと言えるでしょう。

 

但し、バイナリーオプションの取引においては、通常判定時刻の五分以内の権利放棄は認められません。そのため、購入締め切り時間ギリギリのエントリーは極力避けるのがセオリーと言われています。また、エントリー後に相場が想定以外の動きをした場合や、方向性に疑問が出てきた場合などは、投資金額を全損させる前に権利放棄するといった、思い切った決断を下す勇気も重要となります。

 

バイナリーオプションも投資である以上、いかに取引リスクを抑えられるかが最大のポイントとなります。そして、バイナリーオプションにおけるリスクを最小限に抑える手段こそが、権利放棄だということを、心に刻んだ上で取引を行うようにしたいところです。

 

特に、バイナリーオプションは為替相場の上下の動きを読みながらの取引となります、そのため、レートが急激に動いた場合には、その反動にも備える必要があります。そういった、予想の付きづらい流れにおいては、バイナリーオプションの「判定時刻に自動的に決済が行われる」というメリットは、デメリットに転じることも少なくありません。

 

その点を踏まえ、状況に応じて権利放棄を適切に行えるよう、日頃から心構えを行っておくと良いでしょう。

 

 

途中精算とは

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バイナリーオプションは、あらかじめ設定された時刻のレートを予想する取引のため、判定時刻までは損益が確定しない仕組みになっています。そのため、チケットを購入した後は、判定時刻に自動的に決済されるのを待つだけという、シンプルな取引となっています。

 

しかし、実はバイナリーオプションには「途中精算」ができるという特徴があります。途中精算は、判定時刻を待たずに精算を行い、ペイアウトを受けることを指し、特定の会社で行うことが可能となっています。

 

例えば「円高予想をしたけれど、相場が予想外の方向に動きそう」「発生している含み益を即座に利食いしたい」「予想外の相場の動きになったため、損益が少ないうちに取引を止めたい」といった場合、途中精算を行うことで、購入金額の目減りを押さえたり、その時の判断で清算前に利食いを行うことなどができます。

 

バイナリーオプションの取引を行っていると、相場予測に自信があっても、予想外の方向に相場が動くなんてことが当たり前のように起こります。外貨取引やFXなどの場数を踏み、様々な経験を積んだ玄人でも、相場の動きを読み切ることはまず不可能です。そのため、どんなにバイナリーオプションにおいても、途中精算のタイミングの見極めは非常に重要になってきます。

 

取引リスクが高くなり、即座に損切りや利食いが必要だと判断した場合は、すぐに途中精算という手段を使えるよう、日頃から感覚を磨いておくことが大切です。また、途中精算を活用すると、理論上ではありますが、チケット購入後最短1秒で取引の結果を出すことも可能です。

 

また、オプション購入直後に、相場が予想外の動きを見せることもありますが、そういった場合は迷わず途中精算し、利益を確定するという戦略を立てることもできます。こういった短期取引の手法は、FXにおけるスキャルピング(超短期売買)に通じるものがありますね。

 

途中精算は、取引戦略への活用の他に「うっかりミス」のリカバーにも役立ちます。例えば、購入したいチケットを間違って購入してしまった場合、購入締め切り時刻前であればキャンセルできますが、間に合わないケースも少なくありません。そんな時は、途中精算をすることで傷を浅くすることができます。

 

この様に、様々な有効な使い方が可能な途中精算ですが、気を付けたいのが「途中精算が可能な業者と不可能な業者が存在する」ということです。バイナリーオプションの取引業者を選択する際には、取引にかかる手数料などだけでなく、途中精算が可能であるかどうかもしっかり確認することをおすすめします。

 

 

レンジアウトオプションとは

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レンジアウトオプションとは「一定時間後に、為替レートがレンジの範囲外にあること」を予測する取引です。もう少し分かりやすく言うと「判定時刻になった時点で、設定範囲に為替レートが納まらない」ということを予想する取引、ということになります。

 

レンジアウトオプションは、その名前と上記の説明からもお分かり頂ける通り、レンジインオプションと逆の特徴をもつ取引です。とはいえ、レンジインオプションの逆の取引だと分かっていても、具体的にどんな選択肢があるのか、イメージしづらいというのもまた事実。そこで、ここでレンジアウトオプションの具体例を出して、ご説明していきたいと思います。

 

例えば、以下のような選択肢のある取引(ドル・円 開始時99.250円)があったとします。

 

  • 99.750円以上99.550円未満 ペイアウト倍率 1.80倍
  • 99.550円以上99.400 円未満 ペイアウト倍率 1.44倍
  • 99.400円以上99.300円未満 ペイアウト倍率 1.01倍
  • 99.300円以上99.200円未満 ペイアウト倍率 1.00倍
  • 99.200円以上99.050円未満 ペイアウト倍率 1.00倍

 

この場合、選択肢は5つありますが、レンジインオプションとは異なり「判定時にこの範囲に納まらない」ということを予想することとなります。ここで「レンジインオプションと逆に考えればいいんだ!」と思ってしまうと、かえって混乱してしまうかもしれません。

 

上記の例の場合、「99.550円以上〜99.750円未満」の範囲に入らない、と予想した場合は「99.750円以上99.550円未満」のチケットを選択することとなります。つまり、判定時に「99.550未満、99.750円以上になる」という風にイメージする感じですね。

 

このあたりの考え方やイメージは、初めのうちは難しいかもしれません。しかし、取引を繰り返すことで次第に慣れてきますので、必要以上に身構えなくても大丈夫です。まずは「判定時刻に一定の範囲外に納まる」とはどういうことかを、取引画面でイメージできるようにすることから始めると良いでしょう。

 

インアウトオプションは、一定の範囲外に納まることを予想するため、相場が大きく動きそうな時に絞って取引を行うのが有効だと言われています。つまり、経済指標や雇用統計の発表時や、政府要人の講演や記者会見が行われるタイミングなどが狙い目、という訳ですね。

 

インアウトオプションは、上下どちらでも大きく動きさえすれば当たりやすくなる取引のため、流れがなかなか読めないような荒れ相場の時ほど狙っていきたい取引です。

 

インアウトオプションは、バイナリーオプションの戦略の幅を広げてくれる取引ですので、是非、積極的にチャレンジしてみて下さいね。

 

 

レンジインオプションとは

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バイナリーオプションは、取引形態がシンプルな上、損失が購入金額に限定されるためリスクコントロールしやすいという特徴があり、投資初心者を中心に人気を集めてきました。また、日本ではより分かりやすい「ハイ&ローオプション」が主流でしたが、最近になって業界内で投機性が高いとの見方が強まり、他のオプションも提供されるようになってきました。

 

レンジインオプションは、上記の流れを汲み、2013年末頃から国内各社で取り扱いが始まった取引です。その名の通り、判定時刻になった時に「設定された範囲のどこに納まっているか」を予想する取引形態で、ハイ&ローよりも多少複雑な分、奥深い取引だと言えるでしょう。

 

レンジインオプションの特徴は、ラダーオプションと同様、ペイアウト金額(ペイアウト倍率)を指定する点にあるといえます。選択条件と難易度によってペイアウト倍率が異なる点もラダーオプションと同じです。そのため、小さな倍率の取引でコツコツと利益を積み重ねたり、大きなリターンを目的とした一発狙いを行ったりと、取引にいろいろな幅があります。

 

レンジインオプションは、簡単に言うと「どのレートの範囲内に相場が当てはまるか」を予想する取引ですが、仕組みはなんとなく理解できても、具体的にどんなものかイメージできないという方も多いかと思います。そこで、具体例を出してご説明してみたいと思います。

 

例えば、以下のような選択肢のある取引(ドル・円 開始時99.330円)があったとします。

 

  • 99.550円以上99.750円未満 ペイアウト倍率 1.73倍
  • 99.400円以上99.550円未満 ペイアウト倍率 2.22倍
  • 99.300円以上99.400円未満 ペイアウト倍率 11.32倍
  • 99.200円以上99.300円未満 ペイアウト倍率 35.72倍
  • 99.050円以上99.200円未満 ペイアウト倍率 50.00倍

 

この場合、選択肢は5つあり、難易度によってペイアウト倍率が1.73倍〜50.00倍となっていることが分かります。レンジインオプションでは、ハイ&ローオプションのように「上がる」「下がる」ではなく、どのレートの範囲内に「入ってくるか」を予想する取引なんですね。

 

また、上記の例の場合、開始時の円が99.330円です。そのため、レンジが近い「99.550円以上99.750円未満」では、ペイアウト倍率が1.73倍と低く、レンジが遠い「99.050円以上99.200円未満」では、ペイアウト倍率が高く設定されています。実現度と難易度が連動している点は、ダーオプション同様だと考えると分かりやすいでしょう。

 

レンジインオプションは、終了する瞬間に「どこに納まるか」を予想する取引のため、値動きが少ない時は取引がしやすいという特徴があります。ハイ&ローオプションやラダーオプションに慣れてきた方は、レンジインオプションに挑戦し、バイナリーオプションをより深く理解するのも良いでしょう。

 

 

ラダーオプションとは

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バイナリーオプションの取引方法には「ハイ&ローオプション」「ラダーオプション」「レンジインオプション」「レンジアウトオプション」存在します。

 

つい最近までは、バイナリーオプション初心者の方は、シンプルなハイ&ローオプションから始め、慣れてきたらラダーオプションに挑戦するというのが一般的でした。しかし、2013年11月以降、ハイ・ロータイプの取引には規制がかけられたため、今後はラダーオプションがバイナリーオプションの登竜門的取引となると考えられています。

 

ハイ&ローオプションは、ドル円の場合、円が「上がる」か「下がるか」だけを予想するタイプの取引だったため、どれだけ円高になろうと円安になろうと、高いか安いかの予想さえ当たっていれば、払戻金を受け取ることが可能でした。そのため、ハイ&ローオプションは、バイナリーオプションの基本原理を理解するのに最適な取引だとされてきました。

 

そして、ハイ&ローオプションでバイナリーオプションの原理や取引方法を理解した人が、次のステップとして選ぶことが多いのが「ラダーオプション」だったという訳です。ラダーオプションも、基本的には「上がるか」「下がるか」を予想する取引です。但し、ハイ&ロー取引と異なり、「○○以上に上昇するか/上昇しないか」といった部分まで予想することとなるため、より高度で奥深い取引となっています。

 

ラダーオプションの特徴の一つに「選択可能なオプションが多い」というものが挙げられます。ハイ&ローの場合は「上がるか」「下がるか」のシンプルな二択ですが、ラダーオプションの選択肢は、通常3つ以上あります。円ドルの場合を例に取ると

 

  • 100円以上に上昇
  • 101円以上に上昇
  • 102円以上に上昇

 

といった感じですね。
実際には、もう少し刻みの幅は小さく、選択肢も多いのが通常です。

 

もう一つの特徴として、ペイアウト倍率(購入金額に対する払戻金の割合)がオプションによって異なる点が挙げられます。ラダーオプションは「上がるか」「下がるか」の二択だけでなく、どの程度の幅で相場が進むか、といった点まで予想する必要があります。つまり、円が上がると予想した場合「1円上がる」か「2円上がるか」といったところまで予想し、選択することになる訳です。

 

また、この時「1円上がる」と予想した時と「2円上がる」と予想した場合では、当然実現性に差が出てきます。そのため、予想の難易度に応じてペイアウト倍率も異なります。例えば「1円上がる」という予想では2倍、「2円上がる」という予想では5倍、といった感じで設定されています。

 

通常、このペイアウト倍率は2〜5倍と言われています。但し、実際のところ、ペイアウト倍率5倍という結果は出にくいというのが実情です。そのため、初心者のうちは、比較的当てやすい(勝率が高い)2倍程度のものを選び、少額投資で慣れていくことがセオリーとなっています。